2. 北前船寄港地 十里港下津井

画像イメージ北前船(きたまえぶね)とは、江戸時代から明治時代にかけて、大阪と北海道の間を往復した商船です。下関を回って瀬戸内海と日本海を航行していました。

最初は東北や北陸の米を大阪へ運ぶため開発された沿岸航路ですが、次第に取り扱い商品は沿岸各地の特産物に広がり、寄港する港を含む航路全体が活発な商業ベルトとなって、江戸時代の経済を大きく発展させました。

下津井はそんな北前船の寄港地でした。

港には大きな十里港とその途中の五里港があり、下津井は広島県の鞆、兵庫県の室津などと同じ十里港でした。日本各地に北前船寄港地がありますが、下津井は主要な港の一つと言えるかもしれません。

潮待ち・風待ちの港から始まり、新農地開発が進む岡山平野への肥料の荷下ろし地として商業上の重要性も増していったようです。

(北前船はこれから何度もこのページに登場します)

参照元
環境省HP「せとうちネット」
第六管区海上保安本部HP「海の豆知識」
角田直一著「私の備讃瀬戸」
倉敷の自然を守る会編 「児島風土記」
北前船日本遺産推進協議会作成サイト「北前船寄港地・船主集落」